治療説明
 
予防習慣を身につける方法

1.周囲の人が予防の為の環境をつくる。
子供の場合、身近にいる保護者のかたの口腔衛生管理がお手本となります。規則正しい食生活、食後や就寝前の歯ブラシと歯間ブラッシングをしましょう。
(歯と歯の間の隙間がみられない所は、歯ブラシだけでは不十分な為に行うもの)

2.おやつはダラダラ食べをしない。
おやつ内容は、基本的にはどんなものでも結構ですが、ダラダラと食べない事が最も重要な事です。

子供の場合は、『 遊んでは食べる 』といった食べ方が一番よくありません。口の中は、常に唾液で洗われていて、虫歯をつくる環境から歯を守っていくれているのですが、ダラダラ食べは、口の中がいつまでも綺麗にならず虫歯菌のために栄養を与え続けているようなものです。

3.虫歯になる前から歯科医院を受診する。
虫歯になってからいくのではなく、定期的な予防指導を受ける事が大切です。歯科疾患の早期発見・早期治療も可能になります。

末永く健康で明るく生活をする為に自覚症状がなくても、少なくても年に一回は健診をお受けになる事をおすすめします。


効果的な歯磨き方法

1.まずフロッシング
糸ようじ(デンタルフロスや歯間ブラシ等)を使って、歯と歯の間や歯と歯ぐきの境目にある歯垢(プラーク)を除去する。

2.次にブラッシング
歯ブラシで歯の表面の歯垢(プラーク)を除去する。

3.仕上げにリンシング
デンタルリンスを適量お口に含んで、すすいでから吐き出す。


フッ素塗布について

* 『フッ素塗布』は、歯科予防に非常に効果があると言われています。しかしながら、フッ素を塗ったからといって、絶対に虫歯にならないなどという事はありません。ですから、塗った後も正しい生活習慣を行なうとともに毎日の歯磨きをきちんと行なうことを心がけましょう。

* フッ素は、一度塗ったら長期間効果が持続するのではなく、せいぜい半年位なので出来たら3〜6ヶ月に一度を目安におこなうと良いでしょう。

* フッ素塗布以外にもご家庭で出来るフッ素洗口法やフッ素ジェル等のご利用をおすすめします。

* 当歯科医院では『フッ素塗布』をおこなっております。
来院の際に、ご相談下さい。


マウスガードって何?

* マウスガードは 口の中の保護装置 です。
マウスピースやマウスプロテクターとも呼ばれています。マウスガードは外力から顎と口のまわりへの衝撃をやわらげ、歯の骨折・顎の骨折・口の中や外側のケガを防ぎます。

* 日常生活の中での口腔内の外傷はいがいに多く発生してます。
特にスポーツをされているかたは、力を出す際に強く噛みしめる事が多いので、思いかけず歯をおってしまう事があります。大切な歯を守る意味でマウスガードをつけることをお薦めします。

* マウスガードは上の歯につける事が多いのですが、
スポーツによっては、下のほうや上下につける場合もあります。

   
★三重県四日市にある小学校のドッヂボールチームでは、
子供たちの歯を守るためにマウスガードを採用しているそうです。
ご興味ある方は、是非ご相談ください。